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中期事業計画

地域資源活用型研究開発事業

越前和紙の技法とセルロースゲル等を活用した低収縮性和紙の開発
(平成19年度~20年度)

参画機関

  • 石川製紙株式会社(越前市)
  • 有限会社大同工務店(美浜町)
  • 株式会社NESI(敦賀市)

  • 独立行政法人国立高等専門学校機構 福井工業高等専門学校

  • 独立行政法人日本原子力研究開発機構 高崎量子応用研究所
  • 公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター 
研究目的

 洋紙と比べて収縮しやすい「和紙」の需要拡大のため、伝統工芸品の越前和紙に架橋構造を持つセルロースゲル等を混合することで、水分の吸収や放散を抑制して寸法変化が少なくなる低収縮性の高機能和紙を開発する。

成果概要

① セルロースゲルの混合方法、均一塗布方法及び適正配合率を検討し、 経済的な速度である20m/分でのスムーズな塗布、抄紙方法を確立した。

② 試作した数種類の通常壁紙と金箔壁紙の製品評価を行い、水浸伸度、強度及びサイズ度ともに 洋紙の水準を満たすことを確認した。

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