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ごあいさつ

福井県国際原子力人材育成センター長あいさつ

福井県国際原子力人材育成センター長 奥田 英一

 福井県国際原子力人材育成センターは、原子力の先進県である福井県を国際的な原子力人材育成の拠点とするため、平成23(2011)年4月1日に設立されました。

 福井県の若狭湾沿岸には、昭和45(1970)年3月、日本で初めての商業用軽水炉となる「敦賀発電所1号機」の運転開始以来、原子力発電所13基、並びに高速増殖炉「もんじゅ」など研究開発のための原子炉2基について、立地・建設・運転がなされ、廃止措置段階の原子炉を含め、15基の原子炉があります。

 当センターでは、このような原子力プラントの運転保守経験と研究開発の知見が集結する福井県の特徴を生かし、国内外の原子力発電所の安全な運転維持のための人材確保や世界的な原子力発電所の導入計画に貢献すべく様々な研修を実施し、国内外の研究機関等との研究協力、人材交流等を推進しています。

具体的な取り組みとして、
○世界の国々、特にアジアを中心とした国際原子力人材育成研修の実施
○国際原子力機関(IAEA)等と連携した海外からの研究者・留学生の受入れや、「つるが国際シンポジウム」などの国際会議等の開催
○将来の原子力人材育成に向けた、大学生への原子力研究の海外留学支援や、高校生への「原子力グローバルスクール」の開催
○広範な原子力基盤技術の維持・向上に向けた、国内技術者・学生等を対象とした各種研修や「原子力保修技術技量認定講習・試験」の実施などを推し進めてまいります。

 今後も引き続き、研究炉や廃止措置等、原子力に関連する様々な分野での国際会議やワークショップなどを通じて、国際的な原子力人材の育成とネットワークの強化に取り組み、皆様のご期待に応えてまいります。


 皆様方のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 若狭湾エネルギー研究センター
福井県国際原子力人材育成センター長
奥田 英一

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