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2020年度公募型共同研究 成果報告

福井県では原子力発電所の集積を生かして、原子力を中心としたエネルギーの総合的な研究開発拠点とするため、「エネルギー研究開発拠点化計画」を推進してきました。
2020年3月にはこの計画を拡大、発展させ「嶺南Eコースト計画」を策定し、その取り組みを強化しております。若狭湾エネルギー研究センターでは、「嶺南Eコースト計画」に基づき加速器を利用した「医療」、「育種」、「宇宙」の各分野、およびレーザー技術を応用した「レーザー」分野を柱とした実用化を目指す 研究に重点を置き、企業や大学・研究機関と連携した共同研究を推進しております。

2020年度の研究成果は下記のとおりです。

2020年度公募型共同研究成果一覧
(研究名をクリックすると研究成果報告書【概要版】が閲覧できます。)

【実用化研究】 ※エネ研の研究成果を実用化することを目指す企業を加えた共同研究

研究名 研究概要 ・共同研究者(代表者)/
・若狭湾エネルギー研究センター研究者
シリコン薄膜の光の干渉による発色方法の実用化

エネ研の技術シーズである「スパッタリングで金属、樹脂表面にシリコン成膜し光の干渉により発光させる方法」を稼働中の既存装置で実現することにより実用化を目指す。

・株式会社NCC

  PVD事業部 木村 栄男
・エネルギー材料Gr
  主任研究員 石神 龍哉

【産学連携研究】 ※実用化を目指す企業を加えた共同研究

研究名 研究概要 ・共同研究者(代表者)/
・若狭湾エネルギー研究センター研究者
陽子線による頭頸部がん治療時に伴う口腔粘膜炎に対する防護剤の開発

頭頸部がん治療における陽子線誘発口腔粘膜炎の防護剤の実用化を目指し、臨床用法である静脈内投与を行った薬剤Aの効能及び有効最低投与量とその作用機序を明らかにする。

・福井大学

  准教授 松本 英樹
・石丸製薬株式会社
  研究本部 山村 睦朗
・粒子線医療研究室
  主任研究員 前田 宗利

【基礎研究】 ※大学・研究機関との共同研究 (順不同)

研究名 研究概要 ・共同研究者(代表者)/
・若狭湾エネルギー研究センター研究者
福井県での栽培に最適化した酒米“新山田錦”の育成

日本酒醸造用ブランド酒米品種「山田錦」をイオンビーム育種でマイナーチェンジし、福井県での安定生産が可能で高品質な「新山田錦」を育成する。

・福井県立大学

  准教授 三浦 孝太郎
・次長(生物資源研究室室長) 高城 啓一

カバノアナタケによる抗糖化物質の生産とその解析

新たな生理活性物質として注目されている抗糖化物質について、カバノアナタケによる生産条件を検討し、得られた抗糖化物質の化学構造と性質を解析する。

・福井大学

  教授 櫻井 明彦
・生物資源研究室
  主幹研究員 畑下 昌範

DLC膜の医用応用のための親水性制御に関する研究

炭素系新材料であり優れた機械的特性を持つDLC(ダイヤモンドライクカーボン)薄膜の医用応用を目指し、その親水性の起源を水素量とナノ構造との関係から調べる。

・京都大学

  教授 木野村 淳
・エネルギー材料Gr
  主任研究員 鈴木 孝拓

粒子線によるヒトiPS由来神経細胞の細胞死・炎症メカニズム解明

脳神経組織への粒子線照射後、認知運動機能を保つためにヒトiPS細胞から分化誘導した正常ヒト神経細胞を用いて粒子線に対する感受性と細胞死・炎症メカニズムを解明する。

・京都大学

  助教 近藤 夏子
・次長(粒子線医療研究室室長) 久米 恭

イオン照射技術を用いた高温超伝導材料のナノ構造結晶欠陥の制御と臨界電流特性の増強

超伝導材料に低エネルギーでイオン照射し照射欠陥と超伝導特性の関係を明らかにすると共に超伝導特性を飛躍的に向上させ、低エネルギーイオン照射技術を利用した次世代高温超伝導材料技術の確立を目指す。

・関西学院大学

  准教授 尾崎 壽紀
・エネルギー材料Gr
  主任研究員 石神 龍哉

子宮頸がんモデルマウスに対する粒子線治療の有効性と治療効果予測に関する基礎的検討

子宮頸がんモデルマウスを用いて、治療抵抗性を示す子宮頸がんへの粒子線治療の有効性を検討すると共に、治療戦略の決定等に重要な治療効果予測をPET分子イメージングで実現できるかを検証する。

・福井大学

  教授 清野 泰
・次長(粒子線医療研究室室長) 久米 恭

研究成果報告書等の著作権は、公益財団法人若狭湾エネルギー研究センターまたは関連する共同研究機関に帰属します。無断掲載/引用、転載、再配信等はできません。

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