【第23回 研究報告会】
共催:福井大学  
福井県立大学
【ごあいさつ】
【研究報告】
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【若狭湾エネルギー研究センター 理事長】

 若狭湾エネルギー研究センター理事長の石塚でございます。日頃から、当法人の運営に格別のご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 私どもでは、当法人の研究成果について、毎年研究報告会を開催しており、今回で23回目となります。コロナ禍のため、昨年に引き続き実地ではなくWEB開催となりましたが、その分いつでもゆっくりとご視聴いただければと思います。

 今回から、福井県立大学が共催に加わり、当法人、福井大学、福井県立大学の3者で開催しております。福井県立大学からは、当法人と共同研究を行っている新山田錦の改良について、生物資源学部の三浦様に発表していただきます。

 また、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)からも、研究開発部門の今泉様に特別講演を行っていただきます。JAXAと当法人は、昨年4月に研究連携・協力にかかる覚書を締結し、共同研究や研究交流会を行ってきました。今後さらに連携を進め、宇宙産業技術の振興に貢献していきます。

 さて、当法人では、「医療」、「育種」、「レーザー」、「宇宙開発」の4分野に重点を置き、実用化に向けた研究を推進しております。今回もこれらを中心に研究成果をご紹介します。ご覧いただき、新たな連携へと繋がれば幸いでございます。

 最後になりますが、研究報告会の開催にあたり、多大なご協力をいただきました福井大学、福井県立大学、JAXAの関係者の皆さま方に厚く御礼を申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

公益財団法人
若狭湾エネルギー研究センター

理事長 石塚博英
【福井大学 学長】

 福井大学学長の上田でございます。

 皆様におかれましては、日頃より私ども福井大学の教育・研究活動、産学官連携活動に深いご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 例年であれば、若狭湾エネルギー研究センターの主催のもと、福井大学が共催し、貴センターの研究成果に関する「研究報告会」を開催していたところですが、今年も昨年同様コロナ禍でのWEBによる研究報告会となったことは非常に残念に思います。いまだ新型コロナウイルス収束の見通しが立っていない状況であることから、今後一日も早くコロナウイルスが収束し、県内外から関係者の皆様のご出席のもと研究報告会が開催されることを願っております。

 今年も、コロナ禍の影響によりWEBによる開催となりましたが、研究報告会が行われることは、科学技術に対する国民の期待に応えうるものであり、数々の諸課題を抱える我が国の現状下において、誠に意義のあるものと存じます。

 今後とも、若狭湾エネルギー研究センター様と手を取り合いながら、地域産業と科学技術の発展に向けて努力する所存でございますので、ご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 最後となりますが、本研究報告会により、貴センターの実りある研究成果が各研究機関や地元企業の関係者の活性化に資することを心からご期待を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

国立大学法人 福井大学

学長 上田孝典
【福井県立大学 学長】

 皆様におかれましては、日頃より私ども福井県立大学の教育・研究活動、産学官連携活動に深いご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 研究報告会も今回で23回を数えますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、皆様とお会いすることができず、誠に残念です。ただ、WEBによる開催は来場できない方も視聴できるというメリットもございます。新たな情報発信の成果を期待しております。

 本学からの報告は生物資源学部創造農学科の三浦准教授による「酒米山田錦を福井県での栽培に最適化する改良研究の取り組み」でございます。

 酒米の王様と言われる山田錦は、そのほとんどが兵庫県産で、高額で取引されておりますが、非常に背が高くて倒れやすく、晩生で秋の低温に遭遇しやすいため福井県での栽培は難しかったわけです。

 今回の研究報告は、若狭湾エネルギー研究センターと本学との共同研究によるチャレンジ。即ちイオンビームを用いた突然変異育種技術の応用を改良することにより、福井県でも栽培可能な新品種開発成果について報告させていただきます。今後とも、若狭湾エネルギー研究センターとの共同研究等をすすめ、福井県の農業の発展に寄与すべく努力を重ねてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

 なお、本学小浜キャンパスの海洋生物資源学部でも、来春2022年4月に新たに「先端増養殖科学科」を発足させ、嶺南地域の水産増養殖産業振興に向けた研究教育の強化を目指してまいります。この方面での連携とご支援・ご協力を重ねてお願いいたしまして、ご挨拶といたします。

公立大学法人 福井県立大学

学長 進士五十八
【若狭湾エネルギー研究センター 所長】

 エネルギーは現在、わが国最大の関心事で、これからの我が国の命運を担う重要な課題です。

 若狭湾エネルギー研究センターは、福井県を中核とした地域におけるエネルギー研究開発の拠点として、エネルギーに関する基礎研究とそれを発展させた実用化研究を積極的に推進し、地域の産業の振興や活性化に寄与することが期待されています。 本センターは、エネルギーに特化した地域振興を目的とした全国的にも数少ないユニークな研究センターです。 本センターでは、所員が一丸となってこれらの目的の実現のために研究開発、産業支援、人材育成を推進しています。 これらの成果を通して地域産業振興の発展に寄与するとともに、我が国のエネルギー科学技術の発展、さらに国際社会への貢献を目指しております。

公益財団法人
若狭湾エネルギー研究センター

所長 岩瀬彰宏