HOME >>概要>>中期事業計画>>公募型競争的資金の獲得について>>低炭素社会に向けた技術シーズ発掘
社会システム実証モデル事業

中期事業計画

低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業

ヒートポンプを用いた大空間環境制御インテリジェントシステムの開発・実証
(平成20~22年度)

参画機関

  • アイテック株式会社(東京都)
    岩谷産業株式会社(東京都)
    株式会社環境総合テクノス(大阪府)
    関西電力株式会社(大阪府)
    福伸工業株式会社(あわら市)
    三菱電機株式会社(東京都)

  • なし

  • 福井県工業技術センター
    福井県農業試験場
研究目的

 大空間のヒートポンプ空調において、気流、流速制御を行い温度むら抑制するシステムの開発を行う。また、霜取時等の補完加温機動作を最小限とするカップリング制御、および複数台機器のトータル制御により高効率、省エネを実現する。また、低日照、寒冷地の厳しい環境条件下での有用性を実証し、石油炊空調が主流の農業ハウス等へのHP普及を図る。また回収COによる作物増産を検証しCO回収・固定の社会構造を構築する。

成果概要
  1. ① システム機能
       CO削減率50%、エネルギーコスト削減率45%を達成。
  2. ② 環境制御
       室内温度ムラを±3℃以内で制御。
  3. ③ 農作物に関する有効性
       収穫量、品質とも石油ボイラーと同程度の性能を確認。
  4. ④ CO固定の有効性
       CO付加により30%以上の増収。これにより火力発電所からの分離回収COを付加し固定する
       事業成立性を確認。
  5. ⑤ 対農薬腐食処理
       電着塗装による有効な耐農薬腐食処理方を確認。

ページトップに戻る