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中期事業計画

エネ研に設置されている50種類以上の科学機器を企業、大学、研究機関に貸し出すとともに技術相談を行い、製品開発等を促進する「技術支援」、関西・中京圏の大学等との共同研究を推進するとともに海外の大学、研究機関等との研究協力、人材交流、共同研究等を推進する「国内外研究者・技術者との交流」、国等の競争的資金の積極的な獲得を目指す「国等の公募型研究資金による研究開発の推進」に取り組みます。

科学機器等の利用支援

企業等の課題解決をサポートするため、多分野にわたる研究者の専門知識や技術ノウハウ、多目的シンクロトロン加速器や50種類以上の高度な科学機器等エネルギー研究センターが有する人的・物的資源を活かして、技術相談から機器の利用、測定・分析ノウハウの提供まで、ワンストップのサービスを提供します。

これまでの取組

科学機器の利用については、科学機器オペレーターの充実などにより利用促進とサポート能力の向上を図ってきた。機器の不具合等で変動もあるが、全体としては順調に利用が増えてきています。

    
H24年度 H25年度 H26年度 H27年度H28年度
1,984件 1,664件 1,965件 1,885件 1,765件

また、走査型電子顕微鏡装置や電子プローブマイクロアナライザ装置などの科学機器を用いた分析・評価技術についての研修を開催し、県内企業の分析・評価技術の向上を図ってきました。
H24年度 H25年度 H26年度 H27年度 H28年度
7回61名 6回42名 6回46名 6回27名 6回25名

今後の取組

職員の機器利用の指導力向上ときめ細かい対応を図るとともに、福井県による科学機器の更新にも的確に対応し、企業等のより多くの課題解決に向け、高度な分析・評価サービスの提供を行っていきます。
県内企業の分析・評価技術能力の向上のため、引き続き研修を実施するが、これまでの基礎からの全般的な研修だけでなく、企業のニーズに応じたより実践的な研修も行います。

技術支援・相談

企業の技術開発段階に生じたトラブル等に対し、研究員、オペレーター等が相談に応じ、課題解決に向けてサポートを行います。

技術支援・相談

これまでの取組

県内企業のさまざまな課題について、分野や内容に応じた研究員等によるアドバイスや分析等の支援を行い、また、福井県工業技術センターや(公財)ふくい産業支援センターなど適切な外部機関・大学への橋渡しなども行ってきました。

H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度
71件 131件 208件 265件 300件 313件

また、エネルギー関連技術を活かした製品開発研究を促進するため、平成17年11月から技術活用コーディネータを配置し、企業や大学、研究機関への訪問などによるコーディネート活動を実施してきた。これまでに延べ400件を超える企業訪問を行い、国の競争的資金等へのステップアップ支援を行っています。

今後の取組

継続したコーディネート活動を行うとともに、技術開発はもとより事業化を見越した技術支援を行うことにより、県内企業の技術・研究開発の支援を行います。

科学機器の利用促進

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