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中期事業計画

 当法人は、第4期計画に引き続き、令和2年度から令和6年度までの5か年を計画期間とする第5期中期事業計画を策定しました。
 福井県が新たに策定した「嶺南Eコースト計画」を踏まえ、第5期中期事業計画では、第4期計画に引き続き、「研究開発」、「産業支援」および「人材育成・交流」を三つの柱として、真に地域の産業活性化に貢献できる機関となるための研究開発、産業支援機能の強化やグローバルな原子力人材の育成と交流の推進を図っていきます。
 「研究開発」では、「医療」、「育種」、「レーザー技術」、「宇宙開発」の4分野に重点を置いて、企業ニーズを重視した研究テーマを設定し、県内企業、国内有力研究機関等との連携を強化することにより、実用化に向けた研究を推進します。また、研究成果が実用化されるまでの過程を一貫してフォローアップするための推進体制を整備します。
 「産業支援」では、地域のニーズを的確に把握し、当法人の研究成果をはじめとする地域のシーズを活かして、県内企業の技術開発や分析評価から販路拡大までを幅広く支援することにより、産業創出や育成に貢献していきます。
 「人材育成・交流」では、IAEAをはじめとする国内外の関係機関との連携や国際原子力人材育成の実績を活かし、広く国内外から研究者や技術者が集い、世界の原子力人材の育成や交流の拠点を形成することを目指します。
 これらの視点のもとに、研究開発、産業支援および人材育成・交流の推進に向けた事業を着実に実行し、その成果を積極的に発信することにより、地域に開かれた法人を目指していきます。

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